誰かが僕を呼んでいる 誰かが僕を待っている そんな気がするから、僕はここから動き出したい 遠いどこかで 僕を呼ぶ声が聞こえる この世のどこかで 僕を呼ぶ声が聞こえる たった一言だけ 聞こえる そんな気がするから 僕は歩き出したい 誰かが僕を呼んでいる 誰かが僕を待っている そんな気がするから、僕は闇には飲まれない 闇のなかでも 僕を呼ぶ声が聞こえる 一つの光のように 聞こえる だから闇に飲まれても 僕は歩いていたいんだ 誰かが僕を呼んでいる 誰かが僕を待っている そんな気がするけど、僕はここから動き出せない しかしそれでも 僕を呼ぶ声は聞こえ続ける 僕を励ますように 聞こえる 遠くから声が聞こえる 僕は走り出した たった一言だけ聞こえる 一つの光のように聞こえる 僕を励ますように聞こえる そんな声が聞こえる方へ 僕は歩き続けたい 走って、時にはゆっくり歩いて、止まることなく その声の主を見つけるために 僕はそのためだけに歩き続ける |